日産リコールでなにが保証されるのか

日産リコール問題

今回の日産リコールの内容は

2017年10月に日産はリコールを国土交通省へ届けました。

対象車はノートやセレナなど116万台と言われています。

ちなみに、私が使っている車、日産ノート!
昨日まで普通に走っていましたけど、リコール対象なんだろうか???

ちなみに、数年前もギアミッションによる不具合が発見され、

その対応で、車をディーラへ持って行ったことがあります。

またかよ。。。

 

せっかく、高効率のハイブリット車で評判よくなったのに。



日産ノートe-POWER エコ新時代到来 (Cartop mook)
 

今回のリコールの理由

「出荷前に安全性を確認する最終検査を、資格がない従業員が担当していたため」
とされています。

これだけきくと、「検査無資格者が検査していたため」であって、車はきちんと製造されており、ひょっとしたら、製造不良の車が検査にもれて出荷されてしまた。
ほとんどの車は大丈夫なように思えます。

なぜなら、

  • たまたま発生した不良車両を
  • たまたま検査無資格者が担当し、
  • たまたま不良箇所を見落とし、
  • 運悪く出荷されてしまった。

こんなたまたまなことが何重にも重なって発生する確率はゼロとはいわなくとも、きわめて低いはずなので、
まあ、自分の日産車はまず大丈夫だろう!
と思っていたのですが、
よくよく調べてみると、
これがどうも奥が深そうな問題なのです。

 

リコールにいたる経緯

なんと自主的に発見されたわけではなく、国土交通省による抜き打ち検査によって、無資格者検査が発覚されたというのです。

しかも、無資格検査員はたまたまではなく、計画的に配置されており、しかも検査項目はあるようなないような、つまり、見かけ上検査しているかのような体制を築きながら実際には検査していないに等しい実態が暴露されてしまったために、リコールとなったわけです。

検査自体も目視による形式的な検査という情報もあります。

 

検査されずに出荷されてしまった車であれば、当然不良車が出荷された可能性はたまたまのレベルではありません。

 

車検を通った車は検査されたとみなされ、事実上未検査であった車も検査済みに取り扱われますが、なんだか、この隠蔽体質が信用を落としますね。

私の日産ノートは車検に出したのでリコール対象にはならないのでしょうが、日産ディーラで車検を通しているので、本当に検査されたのか心配になります。

 

検査工程

車にかぎらず、検査工程、品質管理業務は、理屈では重要であるとわかっていながらも、手を抜きやすい工程といえます。

製造工程とはことなり、めくらハンであっても、そこそこ業務は回ります。

まじめにやっても、すべての不良箇所を検出できるわけでもありませんし、検査対象の殆どは正常であるわけですから、作業自体がある意味、はたからみる以上に疲労困憊する作業です。

手が抜きやすい工程といえます。

だからといって、手を抜いて、表向きにはきちんと検査していますをアピールしてよいわけではありません。

ひょっとしたら、わからない程度で他の製造会社も同じようなことをしているかもしれません。

そこをきちんとするかしないかが、いわゆる管理業務の役目になります。

管理業務とは、重大な責務のもとで任される仕事です。

 

損害はどの程度か?損害補償はあるのか?

日産は、リコールに多大な費用がかかります。

それ以上に、社会的信頼を失った方がもっと大きな損失かもしれません。

 

一方、利用者の損害はどうでしょうか?

ライトの灯が暗いままつかいつづけて、車検で新しいライトに交換したユーザは損害ですよね。

ハンドルの効きが悪いまま運転して、事故を引き起こした人がいたかもしれません。

それに伴う補償はまずないでしょう。

今回は検査されてなかった問題ですから、資格のある検査員が検査して終わりになるのではないかと思います。

 

この前のCVT不良のときも、「不都合があるかもしれないので、その予防措置として部品交換します。都合のよいときに来店してください」とハガキで通知がきただけです。

で恐ろしくなったので、わざわざお店まで車をもっていき、部品を交換しましたが、実は詳細はよくわからないままです。

今回のリコールも、検査が十分でなかったということですから、検査すればそれが補償であって、それ以上の補償はないと思います。私のノートでは保証期間の延長もないと思います。

 

過剰な品質を求めすぎているのか、現場作業者に無理難題の検査業務の重荷が課せられているのか、管理業務の怠慢なのか、会社の利益追求に対する姿勢の顛末なのか、いろいろ複雑な思いがありますが、言えるのは、そのしわ寄せが弱者に覆いかぶさることがないようにしてもらいたいです。

 

 

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