ネットで身元がバレることを略して「身バレ」というそうです。
このような造語が作られる背景には、ネットの中では身元を隠すのが当たり前だからでしょう。
ネットで匿名は当たり前で、個人を識別するためにはハンドル名(ニックネーム)を使うのが昔からの習わしです。
ところが、あえてハンドル名をつかわず、実名をつかった情報発信が増えてきました。
もともと、なぜ匿名を当たり前としていたかというと、身元がバレるといろいろと不都合なことが起こっていたからです。どういった不都合かというと、それはいろいろありますが、もっとも恐れられている理由の一つは、
悪用(犯罪)に利用されてしまう危険がますからだと思います。
犯罪を犯した人が身元を隠すのとはちょっと事情が異なります。
身元がわかると、第三者にその情報が悪用されてしまう可能性がでてしまうわけです。
ところが、FacebooKを使う人が増え始めてから名前や顔写真を公開することの敷居が下がってきました。
逆に、だれが書いたものかはっきりとわかるためにわざわざ顔写真を用意して公開しているケースも珍しくありません。これはどういうことかと考えると、ネットとリアルの境界がだんだん薄れてきていることの現れでないかと思います。
有名人になればテレビに映ります、もちろん有名人もプライベートを確保するためむやみやたらとなんでも公開するわけではありませんが、やはりある程度社会的に認知されるためには、身バレは必要でないかと思います。
たとえネットであっても。身バレすることで信頼性が得られることも多いわけです。
悪用のリスクが減ったというより、信頼性をあげるための手段として身バレしてることが増えてきたのではないでしょうか。
とはいいつつ、悪用とは行かなくても、いきなり勤務先で自分のブログをみせられて、「これはあなたが運営しているものですか」などど問われることもなきにしもあらずです。こんな質問でビクつくようなことのないように、日頃の行い(記事作成)には気を使っていきましょう。
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