ノートパソコンの電源異常
パソコンの電源が入らない、電源ボタンをおしても点かない、充電してもすぐにバッテリーが消耗してしまう、などの現象がでた場合、それはバッテリーの劣化によるものかもしれません。
常にACアダプターに接続してノートパソコンを使用していても、充電しているとPCを使っていなくてもバッテリーは劣化していきます。
特に満充電された状態では、バッテリーに相当に高い負荷がかかってどんどん劣化していきいます。
いざ、ACアダプターを抜いて持ち運んでさあパソコンを使かってると、あれ!?バッテリーがもうこんなに減ってる。こんなことが起こります。
そして、「PCのバッテリーを交換してください」という風のメッセージが表示されるようになってきます。
バッテリーを長持ちさせる方法はいくつかありますが、しかしバッテリーは消耗品です、いつかはへたります。
たとえ使っていなくてもその能力は次第に衰えてきます。
バッテリーをリフレッシュする
ACアダプタを抜き、バッテリーを一度完全に放電(バッテリーが完全に切れるまで電源をいれたままにする)させた後で、充電するとバッテリーはリフレッシュされます。
もし、「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」がインストールされているPCであれば、それを使うのも手です。
しかし、この方法でもリフレッシュには限界があります。
リフレッシュしても、完全に元の状態にリフレッシュするわけではありません。
次第にヘタっていきます。
そして、根本的にヘタったバッテリによる不具合症状は、バッテリーを交換しないと治りません。
バッテリー交換は簡単
交換用のバッテリーがあれば、自分でできます。
さて、バッテリー再生リフレッシュのサインがでたら、バッテリー交換の必要がありますが、交換用のバッテリーはどこで入手したらよいのでしょうか。
バッテリーの型が、pc-vp-wp109であれば、 amazon や 楽天 で手軽に購入できます。
pc-vp-wp109を使っている対象PCはNEC LaVie S、LaVie G タイプS です。
価格は、だいたい10,500円程度(2017.8.6)です。
購入するには、
例えば、
でバッテリーが購入できます。
交換バッテリーPC-VP-WP109が該当するPCであるNEC LAVIE は、2010年4月~2011年5月頃に発売されていた機種ですので、大事に使っていても、バッテリーの寿命がきている可能性が高いです。
なお、バッテリーはいつまでもメーカ生産していません。
品切れになることもあります。
メーカ純正品が品切れで入手ができなくなった場合であっても、専門業者でバッテリー再生リフレッシュサービスをうける手があります。
しかし、リフレッシュサービスを利用するのは、購入するのに比べると、ちょっと手間です。
時間もかかります。
でも、復活できないわけではありません。
私が調べた所、NEC PC-VP-WP109 LaVie に関しては、10,100円(税抜き パソコン修理ドットコム2013年実績例)で交換してくれるところがありました(2018/9/26時点)。
最悪は、このバッテリーリフレッシュサービスを受けてリフレッシュすることもできますが、在庫がある今は、まるっと新品で交換しても、ほとんど同じ価格で済みます。
1万円程度で在庫があるのでしたら購入のほうがお得です(ヘタったバッテリーも能力は劣っていますが、緊急用の予備として使えます)。