いつのまにかUSB3.0の上位規格USB3.1がでて、今度のPCはUSB3.1対応にしようと思っていたら、なんと、それの4倍のデータ転送速度をもつUSB-C(Thunderbolt 3)をIntelのチップに内蔵するそうです。
USB3.1の最大データ転送速度が10GbpsでしたのでThunderbolt 3の最大データ転送速度は40Gbpsです。
今でも現役のUSB2.0のデータ転送速度が最大480Mbpsであるので、それに比べたら天と地との差です(約83倍)。
そかも、電源供給(バスパワーでは最大15W)もあり、逆差しもOKなType-Cです。
これがIntelのCPUに内蔵されるわけですから、CPUが取り付けられるスペースがあれば対応も容易というわけです。
ものすごく便利なUSBでしたがいろいろ使いにくい部分もあり、それらいままでのUSBケーブルにあった不満を一気に解決した仕様に仕上がった感があります。
ディスプレイポートからなにまで、USB-Cで接続される日も近いです。すでにMacBookではコネクタが点いていますが、これで一気にType-Cの普及が加速すると思われます。
なお、Thunderbolt 3専用ケーブルには「Passive」と「Active」があり40G対応はActiveのケーブルが必要です。
ちょっと、心配なのはケーブルの太さですかね。ケーブルが太いと取り回しが効かなくて結構じゃまなのです。USB3のケーブルは太くて硬いのが多かったので、このあたりも改良して欲しいところです。これがあるので、ケーブルレスへの接続技術にも期待が深まります。
参考サイト:Thunderboltの詳細