ライゼン・スレッドリッパー
ライゼン・スレッドリッパー(Ryzen Threadripper)は、AMDが開発したハイエンドデスクトップPC向けCPUです。
普通に高性能な8コア/16スレッドのRyzen 7よりもさらにコア数、スレッド数が倍になっています。
スレッドリッパーのハイエンドモデルは、16コア32スレッドの高性能でありRyzenシリーズの中で最上位のハイエンドCPUです。
インテルの最上位クラスCPUである Corei9に勝るとも劣らない性能を誇っています。
その最新CPUのライゼンスレッドリッパーも例外なくコスパはよいと期待されていましたが、ついにその価格が発表されました。
- ライゼンスレッドリッパー1920xは、12コア24スレッド(3.5/ブースト4.0GHz)で、IntelのCore i9-7900Xより高性能と言われています。
- ライゼンスレッドリッパー1950Xは、16コア32スレッド(3.4/ブースト4.0GHz)で1920Xよりハイエンドです。
価格ですが、
- 1920X:799ドル(約9万円)
- 1950X:999ドル(約11万円)
と発表されました。
- Ryzen Threadripperのリリースは2017年8月初旬
カミングスーンですね。
(追記)amazonで価格を調べてみましたが、日本での販売価格はちょっと高めになっています。
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インテル対応は?
インテルのほうは、コア数を増やすと爆熱するという課題があり、実際コア数10のCore i9-7900Xでそれが発覚しています。
Ryzen7対応で、むりやり10コアにした反動でしょうか。
また、最上位モデルとして18コア/36スレッドの「Core i9-7980XE」が予定されていますが、省電力、爆熱問題、価格はどうなるでしょうか。
低価格のライゼン3
4コア/4スレッドの低価格帯の新Ryzen「Ryzen 3」についても発表がありました。
- Ryzen 3 1200:定格3.1GHz/ブースト3.4GHz
- Ryzen 3 1300X:定格3.5GHz/ブースト3.7GHz
がラインナップされますが価格は今のところ未発表です(2017/7/16)。
(追記)こちらは、低価格で販売されていました。
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